「産業まちづくり」とは
 (株)都市計画同人が、業務活動において常に意識し、目指している目標概念をあらわす造語です。
「住工分離」「純化」ではなく住工共存・共生への転換を
 一般的に、住工混在地域(工場と住宅とが混在する地域)のまちづくりにおいては、「住工分離」や「純化」という都市計画手法が行われています。しかし、まちづくりの中で看過されがちな地域産業の持つ重要性と可能性をまちづくりの中でしっかり位置づけるならば、「住工分離」ではなく住工共存・共生の方向へと転換していく必要があります。
なぜ産業に強いこだわりを持つのか
 わたしたち(株)都市計画同人が、地域産業に対し強いこだわりを持つ理由は、無数の「まち工場」で形成される産業集積、その中に潜在する「まちづくりの宝物」に着目し、それを大事にしたいと考えているからです。
産業集積はまちづくりの宝物
 産業集積の中には、たとえば持続して息づいている「遊び心を持った危機感」や経済原理のみに左右されない「頑固な向上心」、即応性や俊敏性を備えた「地域ネットワーク」など、まちづくりに活かすことのできるたくさんの宝物が埋まっています
「産業づくり」も「まちづくり」の一環として
 以上のような観点から、わたしたちは、まち場の工場の中に入り込み、工業者と深い関わりを持つことにより、「まちの宝物」を発掘し、まちづくりに役立てていきたいと考えています。またこうした宝物を活用することで、住工混在地域のまちづくりのみならず、行政等の行う地域産業の振興や商店街づくり、地域人材づくりなどもサポートしていきます。
「産業まちづくり」はぜひ弊社にご用命を
 住工混在地域のまちづくりや産業立地政策など、「まち」と「産業」の共生・融合化は、双方の利害が相反する場合もあるため、なかなか難しいものです。弊社は、東京都内を中心とする数多くの住工混在地域のまちづくりを通して、さまざまなノウハウを培ってきました。この分野に関しては他社の追随を許さないものと自負しております。

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